記事元は2月22日付の読売新聞であるが、事実であれば画期的なことになる。
概要によると、アルツハイマー患者から作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、青魚などに多く含まれるDHAが同病の発症予防に役立つ可能性があることを確認したとのことです。
現在はイワシなど青魚の食事で摂取することにより解決するか否かは不明であるものの、新薬の開発につながることは間違いないです。
これらの成果について、22日付の米科学誌セル・ステムセルに掲載されるとのことです。
また、研究段階ではありますが、細胞内にAβが蓄積した2人の細胞に低濃度のDHAを投与した場合と、投与しなかった場合で、2週間後に死滅した細胞の割合をそれぞれ比較。
結果はDHA投与ありの場合、細胞死の割合は15パーセント、投与なしの場合は2倍以上の32パーセントとなり、その差は歴然とした結果となったのです。
新薬の実用化には、かなりの日数を要することを予想します。
一日でも早く、実用化することを望みます。
日時:2013年2月22日 12:01